【初心者向け】2025年最新・タイ、バンコクでeSIMを使う方法と注意点

海外旅行中でも快適にスマホを使いたいなら、「eSIM」 の活用がおすすめです。特にタイ・バンコクでは、物理SIMの差し替えなしでデータ通信ができる eSIM がどんどん普及しています。

でも、

• 「eSIMって何？」
• 「どうやって使うの？」
• 「どのサービスを選べばいいの？」

そんな疑問を持つ方も多いことでしょう。この記事では、初心者の方でも安心して使えるeSIMの導入方法や注意点を、2025年最新情報をもとにわかりやすく解説します。

eSIM ってなに？タイ旅行で使うメリットは使いやすさ！

eSIM の基本的な仕組み

「eSIM（イーシム）」とは、スマホの中にあらかじめ入っている デジタル版のSIMカード のことです。通常、海外でスマホを使うには「SIMカード」と呼ばれる小さなチップをスマホに差し替える必要がありますが、eSIM なら、その差し替え作業は不要です。

QRコードを読み取るだけで、スマホの中に新しい通信プランを入れることができます。

空港でバタバタしながら小さなSIMカードを入れ替えたり、ピンを探したり…という手間がなくなります。

eSIM と物理SIMとの違い

項目	物理SIM	eSIM
必要なもの	カードを差し込む必要あり	差し込み不要、デジタルで完結
準備方法	店舗や空港で購入・差し替えが必要	スマホで事前購入＆設定可能
紛失リスク	小さいのでなくしやすい	なくす心配なし

eSIM の最大のメリットは、「スマホの中で全てが完結する」ことです。紙のチケットが電子チケットに変わったように、SIMもデジタル化されて より手軽に・より安全に なっています。

タイ・バンコクでeSIMを使うメリット（空港で通信開始、SIMの入れ替え不要など）

タイ旅行でeSIMを使うと、こんなメリットがあります。

飛行機を降りた瞬間からスマホが使える！

日本で事前に設定しておけば、バンコクに着いた瞬間にネットがつながります。空港でWi-Fiを探したり、SIM売り場に並ぶ必要がありません。

SIMカードの差し替えが不要

小さいSIMを抜き差しする必要が無く切り替えがスムーズです。ピンを使う手間も、小さい SIM カードをなくす心配もありません。

自分の日本の番号をそのまま使える（デュアルSIM機種の場合）

SMSの受信も出来て各認証などが必要になった場合も安心です。eSIMでデータ通信、日本のSIMで電話やSMSなどの併用もできます。

短期旅行にピッタリのプランが豊富

最近、eSIM の普及は著しく、1日〜1週間の旅行向けに使いやすくて安い eSIM プランが各サービス会社から、たくさん用意されています。

タイ旅行中に「スマホのネットが使えない…」という不安をなくすには、eSIMは最強の味方 です。

2025年版｜タイで使えるおすすめeSIMサービス

Map＋SNS＝1 日0.5 GB → 7 日で3〜4 GB の利用を想定し、動画視聴多め なら TRAVeSIM の 5〜6 GB プランの選択が安心です。TRAVeSIM は複数国対応のプランも別途ありますので「ホーチミン→バンコク」といった周回路でもそのまま使えるメリットもあります（※料金は変わります）。

お申込みなら日本で申し込んで事前に準備して置ける 安心安全な eSIM がおすすめです。最近は各社サービスも充実しているのでご自身の旅程に合わせて最適なプランを選択し事前にご契約をおすすめします。

eSIM の購入から設定までの流れ【初心者OK】

はじめてeSIMを使う方でも大丈夫！ここでは「対応しているスマホの確認」から「実際の使い方」まで、4ステップでやさしく説明します。

eSIM の対応機種の確認方法（iPhone・Android）

自分のスマホが eSIMに対応しているか を確認します。

iPhoneの場合

以下の機種ならeSIMが使えます（2025年時点）：

• iPhone XR／XS／11以降のすべてのモデル
• iPhone SE（第2世代以降）

Androidの場合

Google Pixel や Samsung Galaxyの一部などが対応しています。※ Androidは機種ごとに違いがあるため、購入元（キャリアやメーカー）の公式サイトで「eSIM対応」と記載があるか確認するのが確実です。

eSIM の購入手順（アプリ or Web）

eSIMは、タイに行く前にスマホで簡単に買うことができます。

方法	特徴
アプリから購入	スマホだけで完結。選んで支払えばすぐ使える
Webサイトから購入	クレジットカードで支払い、QRコードがメールで届く

各社サービスのホームページから購入が可能です。

QRコードの読み取りと開通

eSIMを購入すると、QRコードが表示されたり、メールで送られてきます。QR コードをスマホのカメラで読み取ることで、eSIMの設定がスタートします。

iPhoneの場合：

1. 「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」
2. カメラが起動したら、届いたQRコードを読み取る
3. 「追加」をタップすれば完了

Androidの場合：

メーカーやOSによって手順が異なるため、購入先の案内ページやアプリに従って設定してください（簡単です）。

優先回線設定・APN設定のチェック！あとは使うだけ！

QRコードを読み取った後は、いざ使うタイミングで、メインで使う通信回線 として設定する必要があります。

iPhoneの場合：

1. 「モバイル通信」→「デフォルトの回線」で「eSIM側」を選ぶ
2. データ通信も「eSIM」に設定する
3. 必要ならAPN（アクセスポイント名）は自動で設定されるが、うまくつながらないときは購入元の案内通りに手動で設定する

Androidの場合：

多くの場合、eSIMを有効にすると自動で通信が始まります。うまくいかない場合は、「モバイルネットワーク」→「APN設定」から購入先が指定する情報を入力してください。

ここまで対応しておくことで、バンコクに到着した瞬間から、スマホですぐネットが使えるようになります。SIMを差し替える手間も、売り場を探す時間も不要なので、旅行中のストレスがぐっと減りますね。

バンコクで実際に使ってみたレビュー・注意点

接続の安定性・速度（市内・空港・観光地など）

バンコク市内では、eSIMでも とても快適にネットが使えます。むしろ eSIM のほうが安定して使える感覚です。

場所	通信状態
スワンナプーム空港	安定して接続。LINEやGoogleマップもサクサク動きます。
BTS駅やショッピングモールなど	速度・安定性ともに問題ありません。Google Map を見ながらの移動も困りません。
ワットポー、王宮周辺	リバーサイドや船上では多少スピードが落ちたり不安定になることもありますが、基本「使えない」と困るほどではありません。
市場や郊外、カフェの中など	場所によってはやや電波が弱くなるときもあります。特に郊外は要注意、市内中心部は問題無い印象です。

旅行中によく使う SNS・検索・地図利用で困ることはありませんでした。動画視聴などはホテルの Wi-Fi などでカバーすると良いでしょう。（ 動画視聴や写真のアップロードはギガ数を使うため費用権限のためにもホテル等の Wi-Fi 利用がベストです）。

タイ入国直後に直ぐに通信できるのか？

「飛行機を降りた直後にすぐ通信したい！」という人にとって、eSIMは非常に便利 です。電源を入れた瞬間にネットが使えます。Grab 配車も対応できます。事前にeSIMを設定しておけば、入国審査のアプリ提示やGrabの配車手配もスムーズに行えるため、おすすめです。

eSIMがうまく使えないときの対処法

万が一「eSIMがつながらない」「データ通信ができない」といったトラブルがあった場合の主な対応方法です。

症状	原因例	対処法
圏外になる／ネットに接続できない	モバイルデータがオフになっている／eSIMが無効化されている	設定 → モバイル通信 → eSIMの回線が「オン」になっているか確認
つながるが遅い・不安定	通信エリア外／混雑時間帯	少し場所を移動する、または時間を置く
通信できない（iPhone）	データローミングがオフ	モバイル通信 → eSIM →「データローミング」をオンにする
開通できない	QRコード読み取りミス、またはWi-Fi未接続	QRコードは安定したWi-Fi環境下で読み取ること（モバイル通信不可）

機内モードをオン・オフすると再接続されてうまくいく場合があります。

タイで eSIM を使う場合のよくある質問 Q&A

LINEやSMSは使えるか？

LINEのトークや通話は問題なく使えます。eSIM の通信回線を使って、LINEアプリは普通に動きます。

SMS（ショートメッセージ）は eSIM だけでは使えません。多くのeSIMプランは「データ通信専用」なので、電話番号を使ったSMSの送受信はできないためです。

タイで（タイ国内用の）電話番号は必要か？

通常の旅行なら不要です。

• Grab（タクシー配車）やGoogleマップ、LINE、通話アプリ（LINE電話やWhatsApp）など、ネットだけで完結するサービスが多いため、電話番号がなくても困りません。
• レストランやホテルの予約も、ほとんどがWEBページからの予約や、メール か LINE などでOKです。

長期滞在やノマド、駐在などでタイ国内の電話番号が必要な場合は、eSIM ではなく、現地の 物理SIM 購入のほうが便利です。

複数回線を切り替えて使えるか？

可能です（対応機種に限る）。

• iPhoneや一部のAndroidでは、2つ以上の回線（日本のSIMとeSIMなど）を同時に使えます。
• 通話は日本のSIM、ネットはeSIM、といった使い方ができます。

旅行中は、日本の番号を残しつつタイ用eSIMでデータ通信するスタイルがとても便利です。

再利用はできるか？（渡航のたびに購入が必要か？）

基本的に、eSIMは1回使い切りです。

• 多くのeSIMサービスは「〇日間利用」や「〇GBまで」という使い切り型プランです。
• 一度設定したeSIMは、有効期限が過ぎると使えなくなります。

もし頻繁にタイに行くなら、「毎回同じサービスで購入 → スムーズ再設定」のルーティンを作っておくと便利です。

まとめ｜初めてでも安心、タイ旅行のデータ通信は eSIM で！

タイ・バンコク旅行でのネット利用は、eSIMがあるだけでとても快適 になります。

• SIMカードを入れ替える手間なし
• 日本で事前に準備できて、到着後すぐネットが使える
• LINEやGoogleマップもスムーズに使えて、旅行中の不安も激減

最近は、アプリで簡単に購入＆設定できるサービスも充実していて、はじめての人でも使いやすくなっています。タイ旅行を考えている方は、eSIMを選んでおけば間違いなし。現地での時間をムダにせず、快適なスマホ環境で旅をもっと楽しむことができますね。