【バンコク観光】巨大ブランコ・ジャイアント・スイングと王室寺院「ワット・スタット」

旧市街の中心に堂々と鎮座する王室寺院が「ワット・スタット」です。高さ約20m超の“ジャイアントスイング（サオ・チンチャー）”のすぐ横に広がる境内は、荘厳な本堂と回廊が美しく、内部にはスコータイ時代の青銅仏「プラ・シー・サカヤムニ」が安置。天井画や壁画の繊細な筆致、回廊に並ぶ仏像群がつくる厳かな空気に、思わず足を止めて見入ってしまいます。

MRTの延伸でアクセスも良好になり、MRTサムヨット駅から徒歩、または Grab などの配車アプリでも気軽に訪問可能。王宮・旧市街観光と組み合わせやすい立地も魅力です。

本記事では、筆者の実体験をもとに「ワット・スタット」の見どころ、行き方など、初めてでも迷わず楽しめるようわかりやすくご紹介します。

ワット・スタットの魅力（見どころ）

【魅力①】ジャイアント・スイング（サオ・チンチャー）

寺院のすぐ前にそびえる「どでかい赤い大ブランコ」です（日本の鳥居みたいに見えます）。かつてのブラーフミン儀礼の舞台で、記念撮影の定番スポット、映えスポットになっています。

【魅力②】本堂の巨像「プラ・シー・サカヤムニ」と精緻な壁画・天井画

スコータイ時代の青銅仏で、バンコクでも最大級のスケール、堂内いっぱいにどっしり座す姿が圧巻の仏像です。本堂内部の壁・天井一面に広がる古い仏教壁画も見ごたえ十分。宇宙観や物語が細密に描かれ、見入ってしまう美しさです。

【魅力③】回廊に並ぶ仏像群と荘厳な伽藍

ウボーソット／ヴィハーンを取り囲む回廊に、同寸の坐像がずらりと安置されるワット・スタット名物の景観です。赤い天井の装飾と、壁の古い文様、台座の細工まで含めて荘厳な伽藍を体感できる映えスポットになっています。

【魅力④】白亜の列柱が美しい「ウボーソット（戒壇堂／Ordination Hall）」

白い列柱がぐるりと囲む巨大なお堂で、屋根の重なりと金の破風が特徴の建物です。周囲に見える石の塔は中国式石塔（ジェーディー・ジーン）で、境内の装飾として並びます。お堂自体がもはや芸術、見ごたえ十分です。

ワット・スタットへの行き方

場所はこちら

地下鉄（MRT）の延伸によりワット・スタットへは電車＋徒歩で行けるようになりました。最寄り駅は サムヨット（ Sam Yot ）です。

サムヨット駅はアソーク（スクンビット）からMRT（地下鉄）で１本、30～40分で行ける場所です。

サムヨット駅からワット・スタットまでは歩いて 7分程度で、車で行くほどではありませんので、徒歩で行くのがベターです。

「ワット・スタット」体験記

2025年9月訪問「ワット・スタット」

バンコクの有名映えスポット「ジャイアント・スイング」の写真を撮りたくて、近場の寺院「ワット・サケット」の観光の帰りにワット・スタットも観光してきました。

ワット・スタットに向かうと、遠くからでもジャイアント・スイングが見えます。

でかいっ！

実際にジャイアント・スイングの下まで行くと、気が付くことがある。

道路に囲まれた島の中に荘厳にジャイアント・スイングが立っています。が、信号があるので安全に下まで行けます。

ジャイアント・スイングの次は横断歩道を渡ってワット・スタットへ行きます。入場料 100バーツを支払いワット・スタットに入ります。

最初に目に入るのは白亜の列柱が美しい「ウボーソット（戒壇堂／Ordination Hall）」です。荘厳です。

周りを見ると「回廊に並ぶ仏像群」が立ち並び、数の多さと、並びのすごさに驚きました。ジャイアント・スイングを見て、寺院を見て、かなり観光価値のあるワット・スタットでした。

観光後は、歩いて10分でサムヨット駅に行き、地下鉄でスクンビットに戻って丁度夕方、一日楽しい寺院巡りになっています。

ワット・スタットのパンフレット①

ワット・スタットのパンフレット②

Google ストリートビューでワット・スタットを見る

Google ストリートビューでワット・スタットを見てみましょう。ジャイアント・スイングを疑似体験してみてください。